お店には毎日、様々なお問い合わせやご相談などで、お客様がご来店になります。ちょっとした修理やパーツ交換、大掛かりな修理に、一からバイクを組み上げる作業などなど。仕事に軽重はありません。簡単なものであろうと難しいものであろうと、作業の精度とスピード、レスポンスを常に追求しているつもりです。(当然な話なんですけどね)
自転車加工技術って、テストの点数のように分かりやすく採点できません。きちんと乗り物として動くのは最低限当たり前として、あの人よりこの人の方が上手い、という評価も、極論を言えば「絶対評価」ではなく「相対評価」でしかないのかもしれません。
なので私は、常に向上心と恐怖心が同居している状態で毎日を過ごしています。もっと知識や技術を習得したい、今の自分はどのくらい出来る状態にあるのか、実は自分が思っているよりも全くレベルが足りていないんじゃないか…
多分一生かかっても、この向上心と恐怖心は払拭出来ないんだろうな…と、最近思うようになりました。
自分が進む道の先には、どんな答えが準備されているんだろう。