SRAMについて(まだまだまだ)語ろう

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何の縁か、発表当初にSRAM組み完成車を購入してから、このブランドの歩みを見てきた私。10年少々で、劇的な進化を遂げています。

クランク。以前は、このクランクの完成度不足が、そのままSRAMに対する不満になる事が多かったように思います。初代の頃から、上位機種はフルカーボンクランクアームを採用し、軽さと性能の両立を売りにしていました。ですが、蓋を開けてみれば…剛性が足りない、チェーンリングの精度が高くない、様々な理由でフロント変速の精度が高くなく、組む側も四苦八苦していたものです。チェーンリングを他社の物に変えてみたり、組み付けに工夫を加えたりして、やっと精度が出してたものです。(ていうか、1番の弱点が、チェーンリングの精度と剛性不足だったんですけどね)

現行品を見てみると、あの当時からは比べ物にならないくらいの進化を遂げています。普通に組み上げても変速性能に問題はありません。それは、クランクだけじゃなく、これからお話するフロントディレーラー(以下FD)の進化も絡んでいます。

FD。「YAWテクノロジー」を採用したディレーラーは、首が3度動くことで、チェーンがたすき掛けの時でもチェーンと平行になろうと動きます。これにより、トリム操作が不要になりました。そして、初代は軽さを重視して羽がチタン製でしたが、ここをステンレス製に変更。2代目以降は、このFDの進化とクランク(チェーンリング)の進化が相まって、フロント変速精度の劇的な向上に繋がったのだと思います。


4回にわたって書くことになった「SRAMについて」。少しでも皆様に魅力が伝わればと思っています。まぁ、ご存知な情報ばかりだったと思いますが…。個人的にはSRAMは大好きです。多分コンポーネントブランドの中で1番に。メーカーの中の人も「変速性能や変速スピードは、まだまだシマノやカンパに届いていない」と認めていますが、それに追いつけ追い越せと日々進化していく心意気、他社がやらないものや革新的なものを積極的に取り入れていく探究心、そして何より、「ちょっとクセがあるけど、自分で操っている、人間が制御している」という感覚は、他社には無いものです。

…ちょっと興味湧きました?(笑)

次回は最終回、無線電動コンポーネント「etap」について書こうと思います。

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