こだわらない事が「こだわり」?

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スポーツバイクは、極論を言ってしまえば「趣味のモノ」です。実用車(いわゆるママチャリなど)と違って、人間社会になくても、人生において全く接点が無くても生きていけます。

スポーツバイク屋が何言ってんだと怒られそうですが、言いたいことはそこじゃなく。

『趣味のものだから、こだわりたい』…ですよね。

「これは、こうあるべきだ」「こういう組み合わせであるべきだ」「自分はこれが一番良いんだ」…などなど、挙げたらキリがないでしょう。

自転車選びやパーツ選びには、やっぱり「王道」があります。機材スポーツですから当然のことです。王道と言われると「なぁにが王道じゃ」と反論したくなるのが人の性。でも、王道を行くのはとても良い事です。「王道」とは何か。当然理由があるから「王道は王道」なのです。

でも、その王道から外れた場所には何があるのか。もしかしたら、その外れた場所にこそ真理があるのではないか。コロンブスが新大陸を発見したのも、ガリレオが地動説に気付いたのも、自分がサラリーマンを辞してサイクルショップを立ち上げたのも(?)、そういう探究心があるからに他なりません。少しハズした選択も、実は王道の選択よりも素晴らしい結果を生むことが多々あります。自分は、今までの自転車業界歴の中で、そういう光景もたくさん目にしてきました。

自分にはこだわっている事と、逆に全くこだわってない事があります。おそらく、その境界ははっきりしている方だと思います。

別に、お客様にこだわりを押す(推す、ではない)事はしません。自転車選びやパーツ選びなどにおいて、良いことも悪いこともメリットもデメリットも、全てお話します。

スポーツバイクの世界は趣味の世界。だからこそ、何かを選ぶ時は、大なり小なり「知的なゲーム」なのだと思っています。

「王道」でも「邪道」でも「素直」でも「天邪鬼」でも、そこにいく理由があるはずなのです。どんな理由だっていい、予算の範囲で選ばないといけないから…他に選択肢が無いから…それだって立派な理由。その範囲の中で最高の答えを探すのも、とても楽しい。工夫するのが楽しい。

ただ、「何かに流されるように」選択してるのは、せっかくの趣味なのに寂しい事だと思うのです。

ご自身の所有している自転車、パーツ、ウェアなどなど…「どうしてそれを選んだのか」それがあると、たとえ価格がハイエンドバイクの1/3でも、愛情や楽しみは3倍ですよ。

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